最近嬉しいこと

帰国してから、自分が人の役に立っていることが初めて実感できてとても嬉しい。
今日は同居人のお母さんと電話でお話しして、ものすごく感謝された。私と住んでいるので安心していられる、と言われた。泣きそうになった。
恋人の役にも立っているみたい、少し。嬉しい。
楽器ができなければ生きている価値がないと思っていた。だから自分を責めたしあれ以上生きていたくなかった。しばらく技術が人間の価値とイコールになる期間が続いていた。
今は、いろいろな人に音楽以外のいいところを見出すことができる、ような気がする。
他人をそう見るということは、結局自分をも同じ目で見るということかもしれない。日常の小さなしごとをひとつひとつやっていくのはしあわせで、それが人のためになっているならこれ以上嬉しいことはない。
音楽を続けながら、毎日をだいじに暮らしてゆきたいと思う。