ぽたり ぽたり と 無意識の点滴が落ちてきて 私の中に 新たな 記憶が 灯る。 ここには 看護婦も医者もいないが ここは 紛れもなく 病室だ。 なぜなら 私が ずっと 天井ばかり眺めているから。
かなしいことは ポッケにつめて ぽんぽんくだいて あるきませう。 かなしいことは おおきなかまで ぼうぼうもやして しまいませう。
かけら かけら かけら を 胃袋に放り込む。 無尽蔵に。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。