ねむろう ねむろう こころ やすめて 沈黙の海へゆっくりと、潜ってゆこう。 いざゆかん！ ねむろう ねむろう ことりが うたいだすまで 灰色の空でもきっと飛べるさ、 無理して高く舞い上がらなければね。 ねむろう ねむろう まっしろにして あさが くるまで。

ただ 病気というだけの ただ それだけから生まれる アイデンティティ 個性 レッテル。 ただ 病気というだけの ただ 病気というだけの

すこしずつあなたのことをしることが わたしのたのしみなのだから わたしのことをしらんぷりしてくれているならば とてもとてもあたたかい。

せかいがおおきくうごいているのに わたしはちいさなベッドのなか

世界から切り離される 時間から取り残される 私はこの携帯電話ひとつで、 ヨノナカトツナガッテイル どうかどうか世界よ どうかどうか時間よ 私を、置いていかないでください。 私を、ひとりぼっちにしないでください。 とうに離れてきてしまった ヨノナカト…

音楽以外には何も能がない つぶしのきかない人生だよ ほんと あせる あせる あせる 焦

きめた。 すこしずつ にんげんらしい せいかつを いとなむ。

こころがない かんじょうがない ことばがない じぶんがない

楽しいことだけを咀嚼して、生きていけたらなあ。雑草が伸びっぱなしのどこかの野原で、今日も牛は咀嚼を続けているんだ。 あなたの そんざい 十代の頃は、そうやってうまく咀嚼できていたもんだ。部屋に帰って、携帯を眺めてにやにや笑ったりして。バスタブ…