2008-11-29 ひかり ひさしぶりに 深く深く眠ったので 目がさめたとき 隣にいる人が誰かわからなかった。 この人は誰なのだろう。 この人は私のおとうとだろうか。 冬の朝の 薄い色をした青空から 淡いみどりのカーテンをぬけて さしこむ しろいひかりに 眉間を寄せて 軽くくちびるをとがらせた 男の 見慣れた 横顔