夜更けに漂う白い霧のようなあなた 絹のドレスがひかります 月光を浴びてひかります 青白い陶器のような肌 深い藍色の瞳に吸い込まれぬよう しんと 息を止めるのです 美しさに はっと 息を呑んだ瞬間 あなたは消えてしまうでしょうから しんと 凍えながら見…
白い陶器のランプの水面に スポイトで ぽん と オイルを垂らします。 わたしのすきなかおり あなたのすきなかおり すべてが ぐちゃぐちゃになって まじわりはじめる 時間軸が蕩けはじめ 次元が 形而上の境界線が 夢が うつつが まじわる まじわって うつくし…
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