怠惰な時間

怠惰な時間を
どう やり過ごそうか
一年が経った今でも
よく わからない。


避けたいのは
恐ろしい記憶という名の幻想を
頭の中で再現することだけ


時間が余っている
時間がとてもゆっくりと流れている
身体は、相変わらず動かない。


焦らないことだ
自己否定をやめることだ
まだまだゆっくり休むことだ
身体が、動いてくれる時間を、見つければいい。


怠惰な時間を
もう少しのあいだ、愉しもう。