おなかのうえに

きのう
わたしのおなかのうえに
おおきなてのひらがあって、
ようやくねつけるまでずっと
とてもあたたかかった。


アダムのあばら骨から創り出された時代から女は女であって強さも弱さも併せ持つが最も喜ばしいことは新たな生命を産み出せるということです。


わたしは
しずかにこころのなかで
かみさまにおはなしをして
そして
かんしゃをしたのです、
おおきなてのひらのしたで。