かおり

日常のすきまに ふと しみこんだ
ささやかな かおりよ


わたしのからだが おまえで満たされるとき
こころから からだまでが よろこんで歌いだすんだ


あまい あまい かおりよ
すきとおるように しみこんでゆけ
からだの ほんとうの芯まで
こころの 蝋がぞんぶんにとろけるまで